「生前は本人しか開けない」のに「もしもの時は家族が開ける」。一見矛盾するこの2つを、言守りは秘密分散という暗号技術で両立しています。むずかしい話はぬきに、考え方をご説明します。
金庫の鍵は、そのままどこかに保管するのではなく、計算で複数の「カケラ」に分割します。信頼できるご家族・連絡先がそれぞれカケラを、運営は鍵にならない「歯止め」を、別々に預かります。誰か一人がカケラを持っているだけでは、鍵にはなりません。
もしもの時に鍵が成立するのは、家族のカケラ(例:A+B)と運営の歯止め(C)がそろったときだけです。カケラを預ける連絡先を3名で登録しておくと、どの2名でも開けられ、1名と連絡が取れなくても残りの方で開けられます(カケラを預ける方は2名以上が必要です)。
運営が預かる「歯止め(C)」は、「生存確認の途絶」と「ご家族の承認」がそろった時だけ解放されます。しかも C 単独では何も復号できず、運営は家族のカケラを持つこともありません。復号はご家族の端末の中だけで行われ、平文(読める状態の情報)がサーバーに渡ることはありません。